アスペルガー症候群の子供(私の幼少期)
アスペルガー症候群は大人になってから突然なる事はなく、生まれた時から持っている障害です。あまり幼い頃の記憶はないのですが、私は幼稚園の頃から友達が殆どいませんでした。
友達を作ろうと思った事もあったと思うのですが上手く行かなかったんでしょうね、結局積極的に友達を作る事は小学1年生の時からした覚えがありません。時々誰かと話す程度、友達がいなくても休み時間は1人で校庭で鉄棒をしていました。
あまり問題らしい問題を起こす事も無かったので学校でも問題児ではなく、単に静かな女の子だったようです。また、両親も行ってた私立の学校だったので悪く見る先生もいなかったのでしょう。ある意味恵まれていました。
しかしやはりコミュニケーションは難しかったようで、毎年冬に子供だけのスキーツアーに行っていたのですが毎回虐められます。妹と二人で行ったのですが、妹だけを呼び私は呼ばれない。
仲間はずれにされた機械は多々あり、それでもあまり悩む事がなかったのは人と付き合う事を求めていなかったからなのかもしれません。
小学生で友達らしい友達と呼べたのは2人。それも1年も続かない・・・。そしてそれに悩まないから親も気付かない。そんな子供時代を過ごしてきました。
修学旅行も当然仲間はずれで、楽しかった記憶は殆どありません。だからでしょうか、私にとって幼稚園や小学校での生活は記憶の片隅に残っている事が殆どないのです。
こう書くととても暗い子に見えてしまうかもしれませんが、本人に興味がなければ案外悩みらしい悩みに繋がらないようです。そうやって淡々としている事も嫌われる要因だったのでしょうね。
そして次回は中学生に・・・(続く)