アスペルガー症候群は昔（生まれた時）からの障害です

アスペルガー症候群は昔（生まれた時）からの障害です

アスペルガーやＡＤＨＤなどの発達障害と言われる障害はある日突然訪れるのではなく、生まれた時から持っている脳の障害です。そのため、大人になってから病気が現れるという事はなく、例えアスペルガーだと気付かなくても幼少よりコミュニケーションの問題や対人問題を抱えている事が少なくありません。

私が幼い頃の昭和時代はあまりアスペルガーって知られていなかったんじゃないかな？単にストレスを溜めやすい子だと思われていたようで、それ以上でもそれ以下でもないと思われていたようです。

今なら子供の発達障害を診察してくれる精神科や心療内科が増えたので早めに気付けば対処が出来るらしいのですが、大人のアスペルガーは診察してもらえる病院そのものが非常に少なく、また診察出来る医師も少ないそうです。

これは性格か障害かを見極める事が難しいからなのかもしれませんね。確かに性格と言えば性格だと思われてしまうような問題ばかりなので・・・。しかしその度合いがかなり突出しているのが障害と言われる部分なんでしょうね（汗）

好きな事に偏りがあるのは誰しも当たり前なのですが、私が思うに自分が求める物に心が100%向いてしまうのがアスペルガーなんじゃなかな？と思っています。好きと嫌いしかなく、嫌いな事には見向きもしない。苦痛を感じながら頑張るくらいなら辞める事を選ぶような気がします。

器用じゃなくてかなり不器用で、その場しのぎなんて出来ないんです。誰もが当たり前にしているような事が出来ない。人に話を合わせているつもりでも白い目で見られたり笑われたりと、自分が浮いている事を薄々は感じているのです。だから頑張って話しを合わせているのに話が合っていない。ポイントが分からないんですよね。

個性と言えば個性かもしれませんが良い面より悪い面がクローズアップされてしまうのはやはり、コミュニケーションという必須スキルが欠けているからなのでしょう。人付き合いや人の気持ちや考えが全く見えていないアスペルガー、幼い頃もきっと沢山いじめられてたんだと思います（泣）