アスペルガー症候群に多い二次障害のお話の続きです。
唯一ストレスを感じずに出来た事は庭の草むしり。何も考えずイジになって出来るのが良いからか、草むしりを永遠に続けていたのですが今度は膝痛が起こってしまい草むしりを禁止されてしまいました(汗)
そうこうしながら5年ほど経過した頃、「今なら電車に乗れるかもしれない」と漠然とした思いが表れ恐る恐る電車に乗ると、思っていた程の閉塞感もなく乗る事が出来ました。
一度不安を感じず乗る事が出来るようになったあたりから、車で遠出が出来るようになりかなり早いスピードで改善していったのです。
今では電車に乗る事に恐怖心を持つ事はありませんが、それでも集中できる何かは必要なので本は必須アイテム。電車に乗っている事を忘れられれば何も問題を感じなほどにまで回復しました。
それでも過呼吸が全くなくなったと言う訳ではなく今でも軽い発作は起きています。しかしこれはアスペルガー症候群の持つ症状の一つとして受け入れる事にしました。
自閉症スペクトラムの人やアスペルガー症候群の人は様々なストレスと戦っていますが、私の過呼吸が改善されたように二次障害があってもいつか必ず改善すると信じる気持ちが大切なのかもしれません。