アスペルガー症候群の話したい事は聞きたい事ではない
アスペルガー症候群の人が話したいと思う事は、相手が聞きたい話ではない場合が少なくありません。
と気付いたのはつい先日。しかし気付いたといっても毎回気付く訳ではないので、結果的には後から「そうだったのか」と思うしかないんですけどね(汗)
どうしても興味の幅が狭い私は、好きな事がかなり少ない。
そして好きになるとある程度納得するまで求めてしまうので、変にその事に関する知識だけが増えて行くのです。きっとアスペルガーあるある(笑)
人と話している流れの中に自分の興味のある話題が一瞬出ると、そこから私の演説が始まります。
相手は単に流れの中で話した事なので、別に詳しい事を私に聞きたくて言った訳ではない。にも関わらずつい知っている事を教えてあげよう!!と言う気持ちになり長々と話してしまうんですよね。
以前買い物に行く道中に史跡がありました。
「こんな所に○○史跡があるんだね」
と相手が話したとたん、私の何かが弾けてしまい・・・
「この○○史跡はね・・・」
「○○史跡が何故ここに移動したかっていうとね・・・」
本当に相手にとってはどうでも良い話なのだと思うのですが、大好きなポイントをくすぐられてしまうともう抑えられません(汗)挙句には買い物に行く道中にも関わらず
「近くに○○って人のお寺があるから行ってみる?」
とまで言ってしまい、相手をドン引きさせてしまいます(笑)
空気が読めないと言われる所以はこんなところにもあるんでしょうね、きっと。
極力自分の好きな事は話さないように気をつけています。しかし私が話しをする相手は身内ばかり。
母や夫や妹と少々私が失敗したところで問題がないので時々口が滑ってしまうんでしょうね。
友達と言ってもそんな話の流れにはならないから大丈夫だと思っていますが、万が一そんな話が出たとしてもきっと黙って聞いてくれるはず。何故なら彼女もアスペルガーだから(笑)
アスペルガーの人の得意分野をつついてしまうとこんな面倒な事になるので、ポイントをずらして話せばきっと楽しい会話が出来るはず。
・・・と知っておくと何かと便利かもしれません♪