アスペルガー症候群の私は食べ物にかなりの好き嫌いがあるという事を始めてしりました。
そもそも食べる事が好きだったので食べられない物は殆どなく、何でも食べられると思っていたのですが・・・
よくよく考えるとかなりの確率でこだわりが邪魔をし食べられない物がある事に気付いたのです。
まず、ケーキなどのスィーツはかなりのこだわりがあります。
卵が入っていると思わせる味は全てアウト。私の中で卵は甘くない部類に入るのです。
そのため、高級プリンはまず無理、マカロンは見た目は可愛いのですが卵のしろみと考えると無理。
自分でケーキを作るのもアウト、だって卵を見てしまいますからね（汗）
実は野菜も殆どが嫌いだった
子育てをしていると「野菜を食べなさい」と良く口にしていました。きっとお母さんなら誰もが経験した事があるはずです。
しかし私の好きな野菜はピーマンだけ（笑）
それ以外は食べる事は出来ますが「栄養」として摂取しているだけだったんです。
自閉症スペクトラムの人は同じ物ばかりを食べる事を好む傾向にあるのですが、これは一種の味覚過敏なのかもしれません。
食べても飽きないいつものランチ
毎日毎日同じ物ばかりを食べるのを見た定型発達の夫が見るに見かねて一言。
「それだけ同じの食べて良く飽きないね」
そう思うんでしょうね～、でも飽きないんです。
と言うよりも他の新しい物を受け入れるファクターが壊れている？ので、他を食べるとストレスを感じる・・・
だからいつも内容が変わらないランチを注文してしまう。新しい物を受け入れられないってちょっと損ですよね（汗）
食べ物のこだわりがきつい人はasdの可能性ありかも
誰でも好き嫌いがあるのは当たり前、しかし
「よくそれだけ続けて食べられるよね！」
と思う人が側にいれば、その人は発達障害の可能性があるかもしれません。あくまでも可能性ですが・・・
嫌いでも食べられる、でも好きな物は食べ続けられる。
こんなところが普通とはちょっと異なると言われるところなのでしょう。
好きな物を食べた時は至福の時。好きな物がたった１つしかなくても、それはそれで至福の時。
色々なところにこのようなこだわりがあるのがアスペルガー症候群の特徴です。
些細なところにまでこだわりがあるので、自分でももう少し柔軟性があればいいのにと思わないでもないのですが・・・
