アスペルガー症候群は普通の人が出来る事が出来ずストレスを溜めるのですが、自分の中にある出来る部分と出来ない部分でも気付かない間にストレスを溜めてしまうので終わりがない戦いをいつもしています。
アスペルガーが対人面で抱える悩みは非常に大きなものですが、それはある程度付き合い方を習得すれば自分にあった付き合い方は出来るはず。
しかし気付かないところで溜めてしまう自分の中にある問題、もしかするとこちらの方が大きいのかもしれません。
アスペルガーで出来ない事に対するストレス
私は耳から入った言葉を上手く覚える事が出来ません。
そのため何か大切な事があると目で確認が出来るよう文字にするのですが、この方がスムーズに覚える事が出来ます。
だからと言っても日常は電話や会話は耳から入ってくるもの。どうしようもない問題もあるのです。
この出来ない部分を何とかしようと試みても無理だと先生に言われたのですが、自分でも努力でクリア出来ないと感じていたので納得。
自閉症スペクトラムの人にとって苦手な事は本当の意味で出来ない事もあるので、そこでストレスを感じてしまうのでしょう。
アスペルガーだからこそのやり方を見つける
発達障害の人は様々な部分で出来る事と出来ない事があるのですが、定型発達だとそのバランスは普通と言われる範囲内。
これは検査をした結果を見れば分かるのですが、発達障害の人は全体的なバランスがかなり悪いのです。
とても出来る部分と全く出来ない部分、これは平均という数値ではなく自分の中にある差が原因です。
この差を埋めようと元来スキルが低い部分を訓練しても習得する事は非常に難しいそうで、出来るなら出来る部分を延ばし出来ない部分の穴埋めをするのが良いとの事。
同じasdという障害でも出来る部分と出来ない部分は人それぞれなので、自分で方法を見つけるしかないのです。
ストレスを感じないようにするには
まずは自分がどの部分を苦手だと感じているかを知る事が大切です。
この障害は生まれもっての障害なので、出来ない事は既に経験しているはず。
何となく苦手だな~と思う部分を努力でクリアにするのではなく、代替できる方法を見つけてみて下さい。
私のように聴覚よりも視覚が有意な場合は、積極的にメモを取る事はお勧めの方法です。
聴覚を訓練するのではなく既に得意なパーツとなる視覚を活かす事。
この部分を訓練する事でアスペルガー症候群は欠けている部分を上手く補う事が出来るのです。